1.トランプ氏の担当弁護士:前大統領に対する弾劾は違憲 民主党は弾劾を政治的な武器として利用
トランプ前大統領に対する弾劾裁判で弁護団を率いるデイビッド・ショーン(David Schoen)弁護士は2月1日、民主党は弾劾手続きを政治的な武器として利用し、トランプ前大統領が再び公職選挙に立候補することを阻止しようとしていると指摘しました。ショーン氏は、「前大統領に対し弾劾裁判を行うこと自体が違憲であり、またトランプ氏は常に暴力を非難する立場を貫いてきた。議会乱入事件の首謀者は、1月6日にトランプ氏が演説をする数日前、すでに議会議事堂への侵入を計画していた。もし上院でトランプ氏に有罪評決が下された場合、今後政治的言論が厳しく制限されることになる」と述べています。
2.米上院 ブティジェッジ氏を運輸長官として承認
2月2日、米上院は賛成86、反対13で、バイデン大統領が運輸長官として指名したピート・ブティジェッジ氏(Pete Buttigieg)を承認しました。ブティジェッジ氏は、以前インディアナ州サウスベンド市の市長を務めており、2019年には米大統領選の民主党の予備選に立候補していました。ブティジェッジ氏は上院で自身が同性愛者であることを公表した米国初の閣僚となります。
3.フロリダ州銃撃事件でFBI捜査官2人死亡3人負傷 容疑者は死亡
現地時間2月2日の午前6時ごろ、米フロリダ州サンライズ(Sunrise)で銃撃事件が発生しました。FBI(連邦捜査局)の捜査官2人が容疑者との銃撃戦で射殺され、3人の捜査官が負傷し、容疑者が射殺されました。銃撃事件はゲート付きの高級住宅地にあるアパートで発生し、FBI捜査官のチームが児童ポルノ関連の暴行容疑で連邦裁判所より発行された捜索令状を執行するため、現場に出動したとされています。
4.ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏に懲役3年半の実刑判決
2月2日、ロシアの裁判所は仮釈放の規定に違反したとして、反体制派指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏に対して、懲役3年半の実刑判決を言い渡しました。 ナワリヌイ氏は過去ロシア政府の汚職疑惑を巡り、批判を繰り返してきました。昨年8月、毒性が強い神経剤が使われ意識不明となり、その後ドイツで治療を受けていました。今年1月17日、ロシアに帰国した後、空港で身柄を拘束されました。