2月20日、米サンフランシスコ在住のミャンマー人約400人が、サンフランシスコ中共領事館前に集まり、ミャンマー国軍のクーデターを支援する中共政権に対して抗議活動を行いました。
20日午後、中共領事館前に集まった抗議者たちは、「独裁を打倒せよ」などのスローガンを掲げて、ミャンマー軍のクーデターを背後で支援している中共を、声高に非難しました。
集会主催者のココ・レイ氏
「私たちは中国人や中華料理が大好きだ。しかし、私たちはミャンマー国軍の全体主義政権を支援する中国(共)の政策を嫌うし、反対している」
在米ミャンマー人 ネイ・ナイン氏
「私たちは、中国(共)が軍事政権への支援をやめるよう要求する。私たちは民主主義を取り戻したいのだ。中国は共産主義国家であり、私たちは再び中国のような国にはなりたくない」
クーデター発生から3週間が経ちますが、数々の証拠から、中共がミャンマー軍政府のためにインターネット・ファイアウォールを構築しており、必要な人員や設備を提供していることが明らかになりました。
集会主催者のココ・レイ氏
「私たちは彼ら(中共)に対して、軍事支援や経済支援、外交支援、技術援助をも含む全ての支援の停止を要求する。
ここ数週間、何百万人ものミャンマー人が全国各地のデモや集会に参加しています。20日、ミャンマーの中部都市マンダレー市で、抗議者2人が射殺されました。9日に首都ネピドーのデモ抗議で頭部を撃たれた20歳の女性が19日に死亡し、今回の軍事弾圧による最初の犠牲者となりました。
集会主催者のココ・レイ氏
「ミャンマーには人権もなく、インターネットの自由もない。軍人は今、街中で発砲し、市民を殺しているのだ」
2月1日のクーデター発生後、中共当局はミャンマーの情勢について「軍事クーデター」という言葉を意図的に避け、ミャンマー国軍による政権奪取行為を非難することもしませんでした。2月20日、米国のワシントンDCやロサンゼルスなどの中共大使館・領事館前でも大規模な抗議活動が行われました。
NTD Japan