米最大級の保守派のイベント「保守政治行動会議(CPAC)」の2日目となった2月26日、トランプ元大統領の長男のドナルド・トランプ・ジュニアは演説中にバイデン政権の最初の30日は大惨事だったと批判し、保守派に対し圧力を恐れずに声を発し続けるよう呼びかけました。
ドナルド・トランプ・ジュニア
「(バイデン氏が就任してから)最初の30日は大惨事だった。(主流)メディアが『起きることはない』と嘘をついてきたことはすべて起きている」
ドナルド・トランプ・ジュニアはバイデン政権が発足以来行ってきた政治活動上の問題を指摘しました。例えば、疫病流行期間中に国を閉鎖したのに不法移民には門戸を開いていため、同伴者のいない不法移民の子ども数百人が収監された。ロシアの石油パイプラインを遮断せずに、米国の石油パイプラインを遮断したなどです。
ドナルド・トランプ・ジュニア
「もっと重要な点は、たった33日がすぎたばかりなのに、米国がもう一度中東を攻撃しようとしているなんて誰も思いもしなかったことだ」
ドナルド・トランプ・ジュニアは最近行われた世論調査で、バイデン大統領に投票した有権者のうち17%が、主流メディアが行った民主党寄りの偏重報道によって、バイデンファミリーのスキャンダルを知ることができなかったとして、バイデン大統領に投票したことを後悔していることが分かったとも指摘しています。
ドナルド・トランプ・ジュニア
「だが団結し協力することで、我々はこの戦いに勝つことができる。我々は声を発しなければならない。我々は隅の方に追いやられることはできない。我々は外に出て参加しなければならない。だからこそみなさんはここにやってきた」