米中姉妹都市提携の再審査を要求 米共和党議員が法案提出

米国の地域社会に対する外国勢力からの浸透を防ぐため、米議会は米中都市間の姉妹都市提携について再審査を要求する法案を提出しました。

テネシー州共和党のマーシャ・ブラックバーン(Marsha Blackburn)上院議員は「姉妹都市透明化法(City Transparency Act)」と呼ばれる法案を提出しました。

当法案は、透明性を保証するために米国と他国の都市間で結ばれた姉妹都市提携の見直しを要求しており、米国社会における外国によるスパイ活動や経済的脅威のリスクを減らすことを目的としています。

ブラックバーン議員はマスコミの取材で、中国共産党は「姉妹都市」という名義で、すでに米国の157都市に侵入し、これらの都市を通じて中共のソフトパワーの強化とプロパガンダの広範化を図り、そして現地の政府要人らと関係を構築していると主張しました。また、これら姉妹都市提携にあたり、ほとんど何の監視体制も敷かれていないと述べました。

ブラックバーン議員は、ホワイトハウスは中共に対して更なる積極的な行動を取るよう要求しており、バイデン政権の現在の措置では中共をより大胆にさせるだけだと述べました。

 
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