カリフォルニア州でマスク二重着用を勧告 ワクチン予防接種受診の有無問わず

カリフォルニア州公衆衛生局は3月4日、外出する際には、マスクを二重で着用するよう推奨しました。当局は予防接種を受診済みの人でも、軽視してはいけないとし、感染症対策の規定を遵守する必要があると強調しています。

3月4日、カリフォルニア州公衆衛生局は、中共ウイルスの感染拡大を防ぐため、マスクの二重着用を勧告する発表を行いまいした。発表には、当局は使い捨てマスクを2枚重ねで着用しないため、内側は使い捨てマスク、外側には布製のマスクを着用するよう推奨しています。しかし、中国製医療用マスク「KN95マスク」は単独で着用する必要があります。

発表の中には、各種マスクの必要な機能も記載されています。布製マスクの着用には、顔に密着してフィットし、小さな粒子をろ過できる素材を選ぶことが推奨されており、2層の綿に3層目の不織布を加えた布製マスクがより有効的だとしています。

医療用マスクについては、3層構造の不織布を使用したマスクを推奨しており、またバンドで固定するタイプのマスクは、耳掛けタイプのマスクよりも顔の大きさに合わせやすいとして推奨されています。

4日、公衆衛生当局者は予防接種を受けた人でもマスクを着用し、ソーシャルディスタンス(社会的な距離)を保つ必要があると強調しています。

これに対し、ある市民はビニール袋の方が予防に有効的であることを示唆する写真を投稿し、当局の勧告を嘲笑しました。また、ある市民はカルフォルニア州知事ギャビン・ニューサム知事が複数人と屋内パーティーを開催している写真を投稿し、自ら定めたルールを守らない州知事を批判しました。

二重マスクの着用については、早くも2月18日にニューヨーク市保健局が同様の勧告を出しています。

一方、テキサス州では先日、グレッグ・アボット州知事が3月10日から同州でのマスク着用の義務化を廃止し、経済活動を全面的に再開すると発表しました。経済活動再開の程度と感染症予防対策の規定については、各企業自身で決定することが可能です。

 
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