米議会 中国共産党の香港選挙改革を非難

米議会の超党派議員団が、香港の基本的自由を保護するようバイデン大統領に求めています。中共の取り締まり強化の動きと、それに対する米議員の対応についてお伝えします。

香港の選挙法を変える新たな一連の規則について票決を行うため、イエスマンの集まりである中国の全人代が開かれる予定です。香港の行政長官を選出する選挙委員会に、300名の委員が追加されることになりそうです。

その大半が予想通り親中派だとすれば、反中派が行政長官のポストを握るのは、より困難になるでしょう。中共当局者は、新たな規則が「中国の愛国者」による香港の統治を保証すると述べています。

3月9日、米議会の中国政策を監督する米議員団は、この選挙法改定の動きを非難し、共同声明の中で「この改定は香港人の自治、基本的自由、基本的人権に対する中共政権の恒常的な締め付けを、引き続き推し進めようとするものに他ならない」と述べています。

中共政権は、一国二制度という国際的な約束をまたもや反故にしていると、彼らは述べています。米議員団は香港人の自由を守るために声を上げ続け、バイデン大統領にも立ち上がるよう求めると言います。

米超党派議員団は、香港の人々を支援するために米国の行政機関に、新たな手段を提供する法律を通過させたと指摘し、この手段を利用するようバイデン政権を促しています。

 
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