カリフォルニア州知事のリコール署名運動

カリフォルニア州のニューサム知事をリコールする運動が、いよいよ終盤に差し掛かっています。署名数が200万を超えようとしている中、3月6日、南チノヒルズで行われた「Recall Gavin 2020」のブースでは、さらに多くの署名が集まりました。

カリフォルニア州の市民が「Recall Gavin 2020」の署名運動を開始してから9か月が経ちました。この運動は、3月17日に終了し、次の段階へと進む予定です。

カリフォルニア州南チノヒルズの署名運動ブースで、キューバで生活したことのあるボランティアのババラさんは、カリフォルニア州知事ギャビン・ニューサム氏の数々の言動は共産主義を連想させると語りました。

ボランティアのババラさん
「私たちは支払うべき請求書がある。私たちは救済品や無料の物品ではなく、仕事が必要だ。家族を助けるための仕事が必要なのだ」

また、昨年の夏から運動に参加した第35選区の下院議員候補、マイク・カーギル氏は、ニューサム氏は人々のニーズを無視して自分の利益を優先していると述べています。

第35選区の下院議員候補 マイク・カーギル氏
「私たちには真のリーダーシップが必要だが、現在それがない。すでに共産主義をカリフォルニア州に持ち込もうとする人がいる。彼(ニューサム知事)は経済を破壊しようとしており、彼は立法機関を避けている。彼の行動は国王や独裁の君主のようだ。彼は退陣しなければならない」

今回のニューサム氏のリコール署名運動は、党派、民族、年齢を問わず普遍的な支持を得ており、8万人以上のボランティアが支援しています。

主催者側によると、署名はすでに200万を超えており、リコールに必要な十分な数の署名が集まています。

リコール署名活動はまだ続いており、正式な締め切りは3月17日午後5時となっています。その際、すべての署名が認証され、有効署名数が150万人に達した時点で、リコール国民投票の手続きを開始することができます。

 
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