中共のプロパガンダ機関と指摘される孔子学院が再び非難を浴びています。
ポール・ゴサール共和党米下院議員は4月1日、「高等教育の透明性に関する法案(Higher Education Transparency Act)」を提出しました。同氏は、この法案は「孔子学院」という組織の完全な透明性を求めるものであると述べています。
中共の孔子学院は、異文化交流の促進を売り文句にして、米国の大学に足場を築いてきました。
しかし米政府は、孔子学院は中共と直接繋がっており、これらは西側諸国に影響を与える中共のソフト・パワー戦略を実行する企ての一環であると指摘しています。
4月1日、ポール・ゴサール共和党下院議員は、孔子学院をはじめとする外国からの浸透工作を暴露するための法案を提出しました。
ポール・ゴサール議員の事務所によると、この法案は、米国の学生の保護を目的としており、学生がどこで学ぶかを決める際に、必要とされる透明性を確保するためのものだといいます。
現在、世界中で孔子学院を閉鎖する動きが広がっていますが、大学のキャンパスでソフト・パワー戦略を行使し続けるために、孔子学院が組織改編や名称変更を行っているのではないかと、注意を呼びかける声もあります。