ジュリアーニ元NY市長の息子 NY州知事選に出馬予定 クオモ知事に挑戦状

ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたジュリアーニ氏の息子、アンドリュー・ジュリアーニ氏がニューヨーク州の知事選に出馬することを検討していると、ニューヨーク・ポストが伝えました。

今年35歳のアンドリュー・ジュリアーニ(Andrew Giuliani)氏は来年のニューヨーク州の知事選に出馬し、現職のクオモ知事に挑戦すると示しました。

アンドリュー・ジュリアーニ氏はトランプ前政権で、大統領特別補佐官やホワイトハウスの公的連絡事務所の副主任を務めていました。ジュリアーニ氏は、現職のクオモ知事は高齢者施設の中共ウイルスによる死者数を実際より少なく見せる工作をしたことやセクハラ疑惑などのスキャンダルに見舞われているため、今回の選挙は共和党がニューヨーク州を奪還できるチャンスであると示しました。

また、クオモ知事の犯罪事件に対する軟弱な態度や増税政策によって、ますます多くの人がニューヨーク州を離れることになると批判しました。ジュリアーニ氏は自身が当選すれば、父親がニューヨーク市長時代に行った犯罪に対する「ゼロ・トレランス(不寛容)」政策を引き継ぎ、税収と政府の支出を低く抑えると示しました。

一方、各種スキャンダルに見舞われ、弾劾の可能性に直面しているにもかかわらず、クオモ知事は来年の再戦に向けて出馬を予定しています。

 
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