トランプ米前大統領がMAGAアジェンダに取り組み続ける

ドナルド・トランプ前大統領は4月19日、FOXニュースのショーン・ハニティ氏の番組に出演しました。国境問題、2022年の中間選挙など様々な問題に論及するとともに、2024年に向けた自身の計画についても示唆しました。

FOXニュースのショーン・ハニティ氏はトランプ氏に、再び大統領選に出馬する可能性があるか尋ねました。トランプ氏は「私は非常に真剣に見ている」「まだかなり先の話で、それについて何かを言うのは早すぎる」と答え、今は2022年の米下院議員選挙に集中していると語りました。

共和党の候補者がMake America Great Again(米国を再び偉大にする)アジェンダを掲げ続けるべきかとの質問に対して、トランプ氏の答えは明快です。

ドナルド・トランプ前大統領
「彼らが勝利を目指すというのであれば、答えはイエスだ。私たちはMAGAで共和党を拡大したのだから」

トランプ氏は共和党が25議席を失うと予想されていたにもかかわらず、逆に16議席を増やしたことに言及し、自分が推薦する候補者たちが、すでに選挙勝利の大きな成果を上げていると述べています。

ドナルド・トランプ前大統領
「私たちの推薦がそれを物語っている。予備選挙だけではなく、本選挙でもだ。素晴らしい人たちが選挙戦を進めている」

トランプ氏はジョー・バイデン大統領の仕事ぶりに焦点を当てて次のように述べています。

ドナルド・トランプ前大統領
「今何が起きているのかをジョー(バイデン大統領)が知っているのかは分からない。私が思うに陰謀団が仕切っている。テーブルを囲んで座っている連中が、ああしろ、こうしろと命令している。彼らがジョーに、これらの事に署名させているのだ。信じがたい話だ」

トランプ氏は、バイデン政権は国境の危機を軽く扱おうとしているが、国境の状況は実に酷いもので、米国の崩壊につながりかねないと述べています。

トランプ氏は、バイデン氏がすべきことは何もしないことだと言います。またトランプ氏は、民主党政権下で、事態が悪化の一途を辿りつつあることに有権者は気づき始めており、共和党にとっては2022年に下院を取り戻す大きなチャンスだと述べました。

<字幕版>

 
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