〈字幕版〉アリゾナ州判事 民主党の監査即時停止要求を却下

リゾナ州で開始された、昨年の大統領選挙における投票の再集計は、民主党の抵抗に遭い前途多難なスタートを切りました。しかし、少なくとも当面は監査作業を続行することができます。

アリゾナ州上級裁判所判事は4月28日、監査の即時停止を求める民主党の訴えを退けました。

マリコパ郡の上級裁判所ダニエル・マーティン判事は民主党の仮差し止め命令の要求を却下しました。ダニエル・マーティン判事は民主党から、有権者のプライバシーを侵害するという「実質的証拠」は提出されていないと述べています。

アリゾナ州の民主党は先週、今回の監査をめぐり、州議会上院共和党に対し訴訟を起こしました。民主党は監査を実施するセキュリィティ会社には適正な訓練とセキュリィティ手順において難点があると主張しています。

これに対して、ダニエル・マーティン判事は、監査はすでに開始されており、それを中断することは重大な混乱を招くと述べています。

アリゾナ州では州議会の上院が、大統領選挙における監査を命じました。監査は、州内最大の人口を擁するマリコパ郡で投票された210万票を対象とし、現在手作業での再集計が進められています。

〈字幕版〉

 
関連記事