トランプ前大統領は先日、3度目の大統領選への出馬の可能性について示唆し、2024年の副大統領候補についても語りました。
ドナルド・トランプ前大統領は、2024年に出馬する場合、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏を副大統領候補として検討するだろうと語っています。
4月29日、米ケーブルニュースチャンネルFox Business(フォックス・ビジネス)の番組で、トランプ氏はフロリダ州のデサンティス知事を賞賛し、デサンティス氏の支持基盤が2024年の大統領選において「トランプ&デサンティス」候補に期待を寄せていることを示しました。
トランプ氏はデサンティス氏について次のように述べました。「彼は知事として素晴らしい仕事をしてきた。私は皆が知っていることを言っているまでだ。皆はロンを公認候補者としてほしいようだ。確かに、ロンは候補として考慮されるだろう。彼は素晴らしい人だ」
もしトランプ氏が出馬しない場合、デサンティス氏は2024年の共和党の最有力候補(フロントランナー)になる可能性があります。主な理由は、デサンティス氏のパンデミックへの対応が評価されたところが大きく、特にウイルス関連の規制を相次ぎ解除し、州を開放的な状態にしたことが評価されています。
4月28日、トランプ氏は、もし2024年に再び出馬するとしても、正式に発表するのは2022年の中間選挙が終わってからだと明かしました。
元大統領警護官のダン・ボンジーノ氏のオンライン番組「The Dan Bongino Show(ダン・ボンジーノ・ショー)」でのインタビューで、トランプ氏は次のように述べています。
「2022年の選挙が終わった後が最も適切な時期かもしれない。これは私の意見だ。より早く発表することも出来るが、選挙後の方が最適ではないかと思う。特に良い選挙結果が出た後の方がなおさら良いだろう」
トランプ氏はまた、2022年の中間選挙は共和党にとって素晴らしいものになるだろうと付け加えました。
2022年の中間選挙において、共和党は上下両院で多数派として議席数を獲得できるよう望んでいます。またトランプ氏は、候補者の支持や選挙活動において中心的な役割を果たす予定であることを明らかにしています。