IOCが東京五輪で「BLM」への支持を表明するひざまずく行為を禁止

東京五輪の開催期間が近づく中、国際オリンピック委員会(IOC)は「ブラック・ライヴズ・マター」(BLM)に関連するウェアやアイテムを身につけることを禁止すると改めて表明しました。

国際オリンピック委員会の同決定により、今年のオリンピック表彰台でアスリートがBLM運動への支持を表明するため拳を上げたり、ひざまずいたりしてはいけません。従わない場合、アスリートには処分が下されます。

オリンピック会場で、アスリートは「BLM」のスローガンを掲げた衣服を着用してはなりませんが、衣服に「平和」、「尊重」、「団結」、「寛容」、「平等」などの文字は使用できます。

国際オリンピック委員会は、過去1年間に3,500人以上のアスリートを対象にした調査結果に基づき決定したとし、またアスリートの70%は競技場、開会式、閉会式のような場所で政治的見解を表明することは、不適切だと考えています。

国際オリンピック委員会は、7月23日のオリンピック開幕前に、規則に違反した選手に課せられる罰則の詳細について発表する予定です。

 
関連記事