世論調査:外国人が住みたい国No.1は台湾

海外在住者のためのオンラインコミュニティを運営し、そのデータを収集・分析する会社「インターネイションズ(InterNations)」の調査によると、台湾は3年連続で、外国人が住みたい場所ランキングの第1位に選ばれました。

同社は、180以上の国と地域に住む世界中の外国人12000人以上を対象に調査を実施し、回答に基づいて59か国をランク付けしました。

台湾の医療制度は、外国人が台湾を選んだ最大の理由の一つです。96%の人が台湾の医療制度を高く評価し、また94%の人は医療費も手頃だと回答しています。

チリ出身の台湾在住者は「台湾の医療制度は人々を単なる数字としてではなく、本当に人間として見てくれている」とインターネイションズに語りました。

台湾が好まれるもう一つの要因は安全性です。外国人は台湾の治安の良さに非常に満足しているようです。また回答者の100%が台湾での暮らしは安全だと感じているといいます。

カナダ出身の台湾在住者は、「自立した生活ができている。どこへ行っても安心だと感じる」といいます。

台湾が在住者に好まれる理由として他にも、一般的な生活の質、台湾の経済状況、全体的な雇用の安定性があります。

台湾に続いて2位はメキシコ、3位はコスタリカです。在住者は、現地の人々が外国人に対して概して親切だと言っています。

中国は22位でした。在住者は、低評価の理由としてインターネットの自由がない事を挙げています。一方、中国の大気汚染を嫌がる人も多いようです。

そして7年連続で最下位となったのが中東のクウェートです。

〈字幕版〉

 
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