米下院は、米国の競争力を高め人権問題で中共政権への圧力を強めるために、中国に対抗する新たな法案を提出しました。
EAGLE法案について、報道をご覧下さい。
米下院外交委員会は、中国との経済競争力を高め、人権問題で中共政権に圧力をかけるために新たな法案を提出しました。
グレゴリー・ミークス民主党下院議員は5月25日、「米国のグローバルな指導力と関与を強化する法(Ensuring American Global Leadership and Engagement Act)」EAGLE法案を提出しました。
中共に対する強硬路線は、米議会で党派間の溝が深まる中、真に超党派で臨める数少ない問題の一つです。
バイデン政権の政府当局は、最大の戦略的課題として、中共との競争を繰り返し挙げています。
470頁に及ぶこの法案は、米国の製造業を促進するための投資拡大、貿易問題、同盟国や友好国との協力、国際組織への再関与等、さまざまな問題を取り上げています。
同法案はまた、中共政権によるイスラム系少数民族ウイグル人への対応が「大量虐殺(ジェノサイド)」であるとの認識を踏まえたものとなります。
グレゴリー・ミークス議員は、この法案が6月までに外交委員会で通過することを目指しています。
外交委員会通過後、この法案は下院の他の委員会で審議されている法案と組み合わされ、最終的には上院の法案と一本化される見通しです。