バイデン政権の感染症対策トップであるファウチ博士の最近の弁明が大きな注目を集めています彼は自分を批判する人たちは科学と真実を攻撃しているといいます。報道をご覧下さい。
アンソニー・ファウチ博士の電子メールが公開されて以来、ファウチ博士のマスクに関する矛盾した発言や、中共ウイルスの武漢ウイルス研究所流出説に関するメールについて追及を受け、弁明に追われています。ファウチ博士の最新の弁明です。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長/アンソニー・ファウチ博士
「公衆衛生当局の科学者である私を攻撃することは、Dr.アンソニー・ファウチという個人を攻撃するだけでなく、科学を攻撃することだ。寝ぼけているとしか言いようのない、見たくもない光景だが、これが今起きていることだ。科学と真実が攻撃を受けているのだ」
この発言はマーシャ・ブラックバーン上院議員や共和党関係者にとって受け入れ難いものです。
ブラックバーン議員は「何故ファウチ博士が武漢研究所流出説を軽視したのか」を追及しています。
昨年5月、ファウチ博士はナショナル・ジオグラフィック誌(National Geographic)に「コウモリウイルスの進化と現状を観察すれば、『科学的証拠』はこれが人工的・意図的に操作されたものではない可能性が高いことを示している」と述べ、ファウチ博士は、今でも自然由来説が有力だといいます。しかし以前と違うのは、ファウチ博士が調査に対して公的支援を強化するよう表明していることです。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長のアンソニー・ファウチ博士
「いえ、確信があるわけではない。中国で何が起きたかを、全力を挙げて実態を正確に解明するまで調査し続けるべきだと思う」
多くの研究者が、定評のある医学雑誌「ランセット(Lancet)」に、武漢研究所流出説は陰謀論であると発表しました。
しかもそれは、世界保健機関(WHO)がパンデミックを宣言する前のことです。
これら研究者の中の一人、ピーター・ダザック氏は昨年4月、ファウチ博士に対して「科学的証拠による中共ウイルスの起源は、コウモリからヒトへ飛び移って自然発生した説にあると公式に支持を表明し、武漢ウイルス研究所からの流出ではないと名言してくれた」ことに感謝していました。
これに対し、ファウチ博士は「ご親切な言葉に感謝します 」と返信していました。
その後、ピーター・ダザック氏が代表を務める非営利団体エコヘルス・アライアンスは、ファウチ博士の米国立アレルギー感染症研究所からの資金を受け、その資金の一部が武漢ウイルス研究所に流れていたことが判明しました。
これは何を意味するのでしょうか?
批評家は、ダザック氏等の研究者は、中共ウイルスの発生源を隠蔽することで経済的利益を得るのではないかと推測しています。
ブラックバーン上院議員は、武漢ウイルス研究所流出説に関する米国の調査からファウチ博士を外すべきだと述べています。