インド産業界の大物たちが、アジアの富豪の中から、中国の大物たちを追いやりました。ジャック・マー氏のような中国のハイテク企業の大物たちは、長年にわたってアジアの富裕層ランキングを独占していました。
ブルームバーグのデータによると、２人のインド人富豪が、中国の富豪たちの純資産額を上回ったとのことです。
インド最大の民間企業「リライアンス・インダストリーズ社」の会長であるムケシュ・アンバニ（Mukesh Ambani）氏は推定純資産840億ドル、インフラ統合企業の会長であるゴータム・アダニ（Gau-tam A-da-ni）氏は780億ドルです。
インドの株価上昇が彼らの運勢を後押ししました。インドの大手企業50社を対象とした株価指数「Nifty （ニフティ）50指数」は、４月の安値から10％上昇しました。
富豪ランキングでは、ボトルウォーター事業を展開する中国の「農夫山泉」創業者が３位、「テンセント」の創業者ポニー・マー（馬化騰）氏 と「アリババ」の創業者 ジャック・マー氏はそれぞれ2位と5位になっています。
