6月24日、米フロリダ州のマイアミ郊外で発生したマンションの崩落事故では、120人が救出されましたが、未だ多くの人が行方不明になっています。
同日、フロリダ州のロン・デサンティス知事や市長およびその他の関係者が、救助活動の状況について報告しました。
マンションの崩落事故により少なくとも4人が亡くなり、150人以上が行方不明になっていることが明らかになっています。
デサンティス知事は、マンションが崩落した原因を解明すると強調しています。
フロリダ州知事 ロン・デサンティス氏
「なぜこのようなことが起きたのか、徹底した解明が必要だ。もちろん、誤った真相解明はしたくないが、タイムリーに解明すべきだと思う。ここにはビルの崩壊で愛する人を失った家族がいるからだ。彼らには知る権利がある」
現場周辺の広範囲で封鎖措置が取られていましたが、一部の人は周辺で生存者の情報を待っており、また嘆いている人もいました。
救助隊が瓦礫の中で作業をしている様子も見られました。マイアミデイド郡消防救助隊の隊員が、生存者をどのように捜索しているのかについて説明してくれました。
マイアミデイド郡消防救助隊 オペレーション担当隊長補佐 レイド・ジャダラ氏
「私たちは音を探知している。人間の声というわけではない。叩く音かもしれないし、鉄がねじれるような音かもしれない。瓦礫が落ちる音かもしれない。そのようなエリアに集中しています。下からは、軽機械、ノコギリ、ハンマーなどを使って、トンネルを掘っていきます」
公式発表によると、マンションが崩落した際に何人が中にいたのかはわかっていません。今のところ、大人や子供少なくとも120人が瓦礫の中から救出されています。