現在開催中の欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する2020年欧州選手権のスポンサーの3分の1を中国企業が占めています。これにより中国が最大の出資者となり、欧州ではこのことが懸念されています。
6月11日から7月11日まで開催されるサッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)の主要スポンサー12社の中には、Tiktok、アリペイ、Vivo、海信(ハイセンス)といった中国の大手企業4社が名を連ねています。
このスポンサーシップは、中国企業が国際的な舞台で知名度を高める機会となる可能性があります。
中共の官制メディアは、これを中国の政治的勝利だとみなしています。
しかし、権威主義国家における企業がスポンサーに就任していることについて、欧州で大きな懸念を呼んでいます。
ドイツ自動車大手・フォルクスワーゲン(VW)は、同大会のスポンサーの中で唯一の欧州企業です。
スイスメディアは、このイベントでのスポンサー企業が欧州の価値観を表していないと報じています。