NZ与党議員が中共の強制臓器摘出を批判 首相「中国に臓器移植の問題を提起した」

最近、ニュージーランドの国営ラジオ放送局「ラジオ・ニュージーランド(RNZ)」が中国共産党による生きた人からの強制臓器摘出の犯罪について報道しました。また、ニュージーランドの与党議員が中共の犯罪を制止するよう政府に要請しました。これを受け、同国のジャシンダ・アーダーン首相は中共当局に臓器移植の問題を提起したと述べました。

NZ首相ジャシンダ・アーダーン氏
「我々は政府として中国側に臓器移植の問題について提起した。この問題の最新情報の提供と、(臓器提供者の)同意と透明性の政策改革を要求した。政府レベルですでに問題提起を行った」

アーダーン首相は、7月5日の記者会見で中共当局に対し、臓器移植の問題について提起したと表明しました。また、ニュージーランドは臓器を輸入しておらず、現代の奴隷制に対処するための立法化を推進していると強調しました。

記者
「強制的に摘出された臓器が世界中の闇市場に供給されている」

ジャシンダ・アーダーン NZ首相
「ニュージーランドにとって、重要なことである。我々はいかなる国からも臓器を輸入していない」

ラジオ・ニュージーランドの番組「レッドライン」によると、世界18か国の議会議員が参加する国際的な超党派の議会連盟「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」のニュージーランド共同議長の一人であり、労働党のルイザ・ウォール(Louisa Wall)議員は、中共が法輪功学習者及びウイグル人から強制的に臓器を摘出していると指摘しました。また、ウォール議員は同番組で、中国人ではなく中共に対する訴えだと強調しました。

NZ労働党 ルイザ・ウォール議員
「ウイグル人と法輪功学習者は良心の囚人として認定されている。彼らが(中共当局によって)奴隷扱いされ、強制的に臓器摘出されていることについて我々は認識している」

ウォール議員はまた、中共の奴隷労働貿易に対抗するため、自国民が中国、または臓器寄付プロセスが倫理基準に準拠していることを証明できない国からの臓器を受け取らないようにするための法律を制定するよう政府に求めました。

 
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