多くのキューバ市民がインターネットの接続を断たれています。キューバの共産党政権に対する大規模な抗議運動の中で、地元当局がインターネットサービスを遮断したのではないかと報じられています。
独裁政権は、反政府運動の拡大を阻止するためにインターネットを遮断する傾向があります。今年初め、ミャンマーで民主化運動が起きたときにも同様の遮断措置が講じられました。
現在、キューバのインターネット検閲の背後には中共がいるのではないかと疑う人もいます。
フロリダ州の共和党マルコ・ルビオ上院議員はツイッターに、キューバ市民が使用しているシステムは「インターネット接続を制御したり遮断すために、中国によって製造、販売、設定されたものだ」と投稿しています。
さらに、インターネット接続を提供するキューバ唯一の会社は、3つの主要なプロバイダーを使用していますが、それらは全て中国のプロバイダーです。
米国防省はそのうちの2つである、ファーウェイ(Huawei)と中興通訊(ZTE)を中共軍の関連企業に指定しています。
中共は、インターネットの規制戦術において世界をリードしています。
中共が開発した「グレートファイアーウォール」と呼ばれる精巧なシステムは、国民が中共政権に批判的なサイトを閲覧できないよう阻止しています。