迫害から22年 地方議員「現代のジェノサイド」

1999年7月20日、中国共産党は修煉団体の法輪功に対し、全面的な弾圧を発動しました。それ以来、中国では法輪功学習者およびその家族が22年間にわたり、中共による残酷な迫害に耐えています。1日も早く迫害を終わらせるために、世界各国では毎年パレードや集会を行い、中国で起きている人権侵害を訴えています。18日、日本在住の一部の学習者らは横浜で真相を伝えるパレードを行いました。日本の地方議員も、22年間共産党の悪を暴き続けている法輪功学習者に対し、決して諦めてはならないとエールを送りました。

パレード隊は、天国楽団を先頭に、真相を伝える各種横断幕を掲げて、横浜の大通りを行進しました。

中国で1999年7月20日に全面的な迫害が開始されて以来、海外の法輪功学習者は各国の政府や議員および社会に対し、中国で起きている各種人権侵害と中共の所業について絶えず伝えてきました。

神戸市議会の上畠寛弘(うえはた のりひろ)議員は、迫害は22年経っても収まっておらず、これは現代におけるジェノサイドであると糾弾します。

神戸市議会 上畠寛弘議員
「いまだ22年経ってもその弾圧が収まっていないないどころか、むしろ更に悪化している状況、これについて私としても、同じ人として、また日本国民として、そして政治家としても、怒りを持っている。これはまさに、現代にもナチスと同じように残るジェノサイドだ」

上畠議員はまた、法輪功学習者は強い精神力の持ち主であると讃えます。

神戸市議会 上畠寛弘議員
「法輪功学習者のみなさま、大変なそういった弾圧、ご苦労、またご家族に対するさまざまな圧力、そういったものがあったとしても、不屈の精神を持って、決して中国共産党のような悪魔には負けないという、強い精神力をお持ちである。これはまさに法輪功を学習されているからこその賜物だと思っている」

東大阪市議会の岡修一郎 (おか しゅういちろう)議員は、中国共産党は自国民を迫害するという歴史を繰り返しており、中共こそがカルトであると述べています。

東大阪市議会 岡 修一郎議員
「文化大革命を含めて、中国共産党は自国民の方でも迫害するという歴史を繰り返している。法輪功はカルトだと表明していることは重々承知している。しかし我々からすると、私どもは中国共産党がカルトと同じことをしているのではないかと疑っている」

神戸市議会 上畠寛弘議員
「決して諦めてはならない。必ずや明るい未来はやってくる。そしてその明るい未来は私たちの手で取り戻さなくてはならないと思う」

世界各国同様、日本の各地でも、各種方法で中国の真相を伝える法輪功学習者の姿を確認することができます。法輪功学習者の反迫害活動に対し、22年過ぎた今、当初の無関心から、ますます多くの政治家や市民が理解を示し、支持を表明しています。

 
関連記事