中国のソーシャルメディアに投稿された地下鉄従業員の説明によると、当局の不作為が鄭州市で発生した水害による地下鉄における大きな被害につながったと述べています。
投稿者は鄭州の地下鉄で勤務していると述べていますが、名前を公開していません。
地下鉄従業員の投稿文によると、各駅の責任者らはあえて避難対策を取らなかったと述べています。
第1級レベルの洪水警報が発令されていたにもかかわらず、責任から逃れるため、列車を運転させていたといいます。
その結果、多くの救助する機会が失われ、多数の列車がトンネル内で立ち往生することになりました。
また、地下鉄の従業員は洪水により線路が水没してから最終的に駅のプラットフォームの水没に至るまで、乗客を避難させるのに十分な時間があったとしています。しかし、駅の責任者らは対策を取りませんでした。
また、一般職員も責任をとりませんでした。地下鉄従業員の投稿文によると、駅員は列車がトンネルに入らないようにすべきだったが、そのようにしなかったといいます。
また、乗務員はドアを開けて乗客を外に出すべきだったが、そのようにしなかったと述べています。
投稿文では「これら人たちは皆殺人者だ」と厳しく非難しています。
さらに、「管理システム内の駅員全員が自分勝手に判断し、何も問題がないと思い込んでいた。これは人災である」と付け加えました。