米海軍は7月28日、軍艦を中国と台湾を隔てる国際水域に派遣しました。このことにより、米中関係の緊張が一層高まるおそれがあります。
米海軍のミサイル駆逐艦「ベンフィールド」が、国際法に基づき、台湾海峡を通過しました。米軍艦の台湾海峡通航は、自由で開かれたインド太平洋に対する米国の関与を示すものです。
米海軍第7艦隊は、声明で「国際法が許す限り、いかなる場所でも飛行及び航行し、軍事行動を展開し続ける」と表明しました。今年に入ってから米軍艦による台湾海峡通航は今回で7回目となります。また昨年は13回でした。
これに対し、中共軍は「我々の空軍と海軍が米駆逐艦通航の全過程を追跡及び警戒していた」と表明しました。