中国製ワクチンへの広がる不信 特典で接種後押し

中国の一部の人々は、中国製ワクチンを信用していないと言います。しかし、当局は報奨金を支給するなど、あらゆる手段を使って人々にワクチン接種を受けさせようとしています。

ある動画がネット上で話題になっています。ある中国人が中国製ワクチンを摂取した後、皮膚の大部分が黒くなりました。彼は変色の進行過程を説明してくれました。

中国国民 匿名
「ワクチン接種後、3日目にこのあたりが黒くなり始めた。4日目はここ…5日目…. 6日目….。ワクチン接種後5日目にはこのようになった。このような人は他にいますか?本当に恐ろしい」

上海在住の黄さんは、友人が中国製ワクチンを接種した後に起きた異常反応を明かしました。

上海在住 黄さん
「私の友人は、強烈な副作用に見舞われている。1回目の接種後、医師は2回目の接種はしないように助言した。彼の体と足は炎症を起こして腐り、膿が溜まった。友人は地方政府に助けを求めに行ったが、『あなたは自己責任でワクチンを打った』と言われた」

中共当局は、全ての国民にワクチンを接種させようとしています。一部の地方当局は、ワクチン接種を強制しています。ワクチンを接種していない市民は、職場や市場などの公共の場に行くことができなくなります。

また、一部の省や市の当局は、ワクチン接種を受けた人を対象に特典を設けています。また、一部地域では報奨金を支給しています。

浙江省のある村では、ワクチン接種を受けた人1人につき500元(約8500円)の現金を支給しています。

浙江省温州市 商店主
「村長からもらった。堡一村に戸籍があり、ここに住んでいる人に報奨金を支給している」

大都市上海でも、市民に報奨金を支給しています。上海市宝山区(ほうざんく)のある村では、2回目のワクチン接種を終えた人は300元(約5000円)と食用油1缶を受け取れます。

複数回のワクチン接種を全て終えることで付与される特典は、上海の各地区で異なります。

上海在住 黄さん
「食用油1缶のところもあれば、他の物をもらった人もいる。またくじ引きするところもあって、最高賞は数千元もあるそうだ。しかし、接種した人はみな後悔している。なぜなら、南京市で確認された感染者のほとんどが、複数回のワクチン接種を全て終えた人たちだったからだ。ワクチンは何のために打つのか?」

黄さんは、中国製ワクチンの第3相臨床試験がまだ完了しておらず、誰も実験用のマウスになりたいとは思っていないと述べています。

多くの学校では生徒にワクチン接種を強要しています。あるネットユーザーは、江西省のある学校から出された緊急通知をネットに掲載しました。通知には、8月3日から8月8日までに、15歳から17歳までの中学生はワクチン接種を受けなければならないと記載されています。

 
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