独検察 スパイ容疑で学者の妻を起訴

夫婦で中共情報機関と協力

独連邦検察は8月2日、ドイツイタリア人の女性を、約10年間にわたり中共の情報機関に情報提供を行っていたとして、スパイ容疑で起訴しました。

今回起訴されたクララ・K(Klara K)被告は、先月同じくスパイ容疑で拘束・起訴されたドイツの政治学者クラウス・L(Klaus L)被告の妻です。

ミュンヘンの裁判所に提出された起訴状によると、両被告は旅費や報酬を受け取る代わりに、中共の情報機関に情報提供を行っていました。検察によると、両被告は2010年6月から19年11月までの間、主に政治シンクタンクでのコネクションを通じて、ドイツの政府高官との接触から得られた情報を提供していたとされています。

 
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