行き過ぎた感染対策再び 中共当局が住居のドア封鎖

現在、中国の十数の省で中共ウイルス感染が再拡大しています。中共当局により公式に発表された新規感染者数は2桁から3桁までに急増しました。同時に、ネット上では住民が規定に従わない場合、家の中に閉じ込めるなど、当局の極端な感染対策の様子を捉えた映像が大量に拡散されています。

この映像には、自宅からわずか数歩離れたところにいる男性のが誰もいない庭でエクササイズをしている様子が映っています。しかし、パンデミック対策の担当者が彼を見つけると、強制的に帰宅させました。彼らは男性の家まで同行し、そしてドアを封鎖しました。

「中に入れ!これが最初の警告だ!」

「分かりました。すぐに戻ります!2分ください!」

「2度目の警告だ!」

「あと2分!」

「どの建物に住んでいる?後悔するぞ!?」

「私が何をしたと?」

「マスクをしているのか?」

「私はただ散歩をしていただけです」

「なんで散歩なんかするんだ?」

「わかっています。あなたに言っただけ」

「私に言うな、家に帰れ!封鎖しろ!」

数分後、男性はドアを開けて反論しようとしましたが、ドアを封鎖されてしまいました。

次の映像は、あるグループチャット内で投稿されたものです。

自宅隔離されている人が、1日に3回玄関のドアを開けた場合、パンデミック対策の職員は、警告なしにドアを封鎖しています。

彼らはゴミも捨てられません。住民は「ゴミが溜まっていて臭い」と述べています。

武漢市でも同様に行き過ぎたウイルス対策が行われいるとの訴えが寄せられています。

中国のシリコンバレーと呼ばれる武漢東湖新技術開発区で、ある居住区の入り口が溶接されました。目的は、中共ウイルスの拡散を抑制するためです。

当局は入り口のゲートを溶接し、住民が外に出られないようにしています。

撮影者

「ドアを溶接した。出られなくなった」

ゲートは8月8日に封鎖されました。住民の1人が中共ウイルスに陽性反応を示したと報告されたためです。

大紀元時報は、この地域を担当する地元の派出所に問い合わせました。派出所の職員は、居住区には他にも2つの小さなゲートがあり、通行可能だとしたうえ、この居住区で感染者が出たため、居住区全体を隔離する必要があると説明しました。どのくらいの期間閉鎖されるかについては不明であるとしています。

多くの人が、市当局の行き過ぎた措置を問題視しています。

あるネットユーザーは、ネット上で次のように投稿しました。

「もし、その居住区の住民が他の病気で救急車を必要としたらどうするのか?」

また、中共政権に疑問を呈する人もいます。

「彼らは疫病の流行を抑えるために、一部の人々を犠牲にして殺すことも厭わない。現在、人々は飢えで苦しみ、病気や洪水で亡くなっているのに、一部の人にはこの惨状が見えないようだ」

武漢は、昨年パンデミックが発生した際、ウイルス蔓延の爆心地でした。中国共産党は昨年同様、今年も人々を家に閉じ込め、日常の一般的な生活や活動を規制するなどの行き過ぎた措置を取っています。

 
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