中共は頻繁に戦闘機を派遣して、台湾の防空識別圏に侵入していますが、7月28日から8月10日までの13日間は台湾海峡に飛来しませんでした。その理由は何だったのでしょうか。
中共の官製メディアの番組で、中共軍の戦闘機はスポンジで「から拭き」してメンテナンスしており、そうしなければ水が内部に浸透してサビてしまうと話している様子が報じられました。メディア関係者は、この13日間に中共の戦闘機が台湾に姿を現さなかったのは風雨のせいだけでなく、まさか「水に弱くサビてしまう」からだったのかと述べています。
「これは我々が普段洗車をする時のように、水で流せば終わりというわけにはいかない。だめなんだ。水が外板に浸透したら、その内側はパーツだ。すべて金属で錆びやすい。我々は常に注意深く雨と湿気から(戦闘機を)守っている。我々がこうして表面を拭き取るしかないのは確かだ」
番組が放送されると、揶揄する声がネット上を飛び交いました。
「雨が降ると飛ばないのか」「あれは戦闘機?それとも凧?実は紙飛行機だった!」「7月になったから出てこない方がいい。すぐに燃えてしまうぞ!」「今後彼らが飛んで来たら、水鉄砲を打てばいい。お高い米国製の兵器を買う必要はない」
台湾のコメンテーター、黄創夏(こう・そうか)さんはフェイスブックに、「機密解除だ。雨や風に見舞われたあの13日間の間に中共の戦闘機が台湾に飛んでこなかったのには秘密があった。『水洗いはできない。錆びてしまう』ということは、実は共産党の戦闘機は『夜間作戦』遂行力に改善の余地があっただけでなく、『雨天作戦』にも大きなリスクを抱えていたのだ」と揶揄しています。