米ロサンゼルス在住の民主活動家・張子雲さんは中学生時代、中国でネット封鎖を突破し、海外のサイトにアクセスした際に、偶然大紀元の社説『九評共産党』に出会いました。この本によって、共産党の真実の姿が分かったといいます。
中国の公式発表によると、中国のインターネット人口は9億人以上に上ります。しかし、当局の情報封鎖により、「六四」や「天安門事件」など、当局にとって敏感な言葉は閲覧できないようになっているため、真実を知ることができません。真実を知るためには、ネット封鎖を突破するしか方法はありません。
民主活動家で、現在米ロサンゼルスで活動している張子雲さんは、中学生時代、ネット封鎖を突破し海外のサイトにアクセスした際に、偶然『九評共産党』に出会いました。この本を読んで、共産党の真実の姿を知った張さんは、クラスでただ一人、共産主義青年団への加入を拒否しました。
在米民主活動家 張子雲氏
「ネット封鎖を突破するソフトに出会った。そして最初に、もっとも印象的だったのが『九評共産党』だった。この本に書かれているすべての内容が、中国社会の現状に当てはまることに気づいた。中共は片手で嘘偽りを宣伝し、片手で暴力を振るっている」
張さんは、『九評共産党』をクラスメートにも薦めました。
在米民主活動家 張子雲氏
「『九評共産党』は、中国共産党について、最も徹底的に分析した文章だと思う。同級生にも紹介したが、すでに読み終えている人もいた。一部の人は徐々に真実の姿について理解しはじめていた」
張さんは中国にいたとき、WeChat上に香港の民主化デモを支持するコメントを投稿したことで、警察に連行され、尋問を受けたといいます。
張さんは2020年に渡米しました。そして、小学生のときに加入した中国少年先鋒隊から脱退し、中国共産党との関係を全部、断ち切ると宣言しました。
在米民主活動家 張子雲氏
「小学生のとき、私たちは赤いネッカチーフを巻いて、強制的に少年先鋒隊に加入させられた。私は今ここで宣言する。私はもう少年先鋒隊の隊員ではない。赤いネッカチーフをゴミ箱に捨てたように、少年先鋒隊の身分を捨てさる。そして中共とのすべての関係を完全に断ち切る」
張さんはすべての善良な人々が中国共産党との関係を断ち切り、かつて加入した共産党の全ての組織から脱退してほしいと述べました。
「大紀元時報」の共産党脱退サイトの最新データによると、2004年末から数えて、中共の各組織からの脱退を表明した中国人は3億8千万人を超えています。毎日、数万人の人々が中国共産党の邪悪な本質を認識し、その組織からの脱退を宣言しています。
大紀元脱退サイト
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