ワクチン強制接種にNO! 湖南省の市民がデモ行進の許可申請

ワクチンの強制接種に反対を表明するため、湖南省のある住民が現地公安局にデモを申請したところ、大勢の市民から支持されました。

8月24日午後、湖南省株洲市(しゅしゅう-し)に住む程暁峰(てい・ぎょうほう)さんは、株洲市公安局治安連隊に対し、新型コロナウイルス肺炎ワクチンの強制接種反対集会の開催とデモ行進の申請書を提出しました。程暁峰さんは大紀元に対し、大勢の市民から支持と賞賛を受けた、これは自分の想像を超えていたと話しています。

程暁峰さんは、現在中国で接種されているワクチンは3期臨床試験を終えておらず、ワクチン法の関連規定に完全に違反していると考えています。当局は市民にワクチンの強制接種や実質的な強制を行っており、しかもワクチン接種は自身の意思であることを示す意向書に署名する必要があるため、何か問題が発生しても接種は市民自身の希望に沿って行ったもので政府には関係しないと判断されるという、極めて恥ずべき手法が取られていると指摘しています。

したがって、中国の現行の法律に基づいて権利を守るために、集会とデモ行進を申請したといいます。活動の時間は、8月30日6時から22時としています。

湖南省株洲市の住民 程暁峰さん
「もちろん、私たちはこのワクチンの危険性を知っていますし、今、声を上げなければ、全ての人に害が及ぶことになると思うのです。 これは、みんなの心の痛みで、誰にも受け入れられないものです。 私たちは公平さや自由という理念を追求しています。私たちが声を上げなければ誰が声を上げるのでしょうか?」

程暁峰さんの申請はその場で株洲市公安局によって拒否されました。程暁峰さんは諦めず、書面による回答を求めています。中国の「示威行進法」に基づくと、デモ行進の二日前までに書面による回答がない場合、黙認とみなすとしています。

 
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