中国のあるネットユーザーは、当局の厳しい封鎖措置により、隣人が迅速な医療処置が受けられず死亡したと投稿しています。
中国のネットユーザーによるSNS上での投稿によると、隣人が電話で救急車を呼ぼうとしたが、感染が拡大している期間は近くの病院が閉鎖されており、救急車は利用できないと言われました。
また、隣の居住区の入り口に2人の警察官がいたが、何回も呼んだのに、結局来ることはなかったといいます。その後、別の隣人が患者を車に乗せ、医療処置が受けられる場所を探しにいきました。彼らが去った後、家へ2人の警察官が様子を見に来て、誰が彼らの外出を許可したのかと尋ねました。
この投稿文の真偽について、NTDは検証することができません。
投稿のコメントから判断すると、このネットユーザーは揚州市出身です。同市は中国東部江蘇省に位置し、ウイルス感染の高リスク地域となっています。同地域は8月初旬から厳しいロックダウンが敷かれており、住民は外出できない状態に置かれていました。ロックダウンが敷かれている地域の住民が食料品を買いに行く際には、許可証、健康診断書、陰性証明、体温チェックなど、いくつかの条件を満たす必要があります。また、各家庭からは3〜5日ごとに1人しか食料品店に行くことができません。
数日前、地元当局は規制を緩和し、指定地域の住民は外出が許可されたものの、依然として居住区を跨がることはできません。