9月8日、浙江省龍泉市で小学校の教師がナイフで生徒の手首を切りつける事件が発生しました。中国では、教師による行き過ぎた体罰が、度々発生しています。
ネット上に投稿された動画によると、9月8日、浙江省龍泉市の小学生が、字がうまく書けなかったことを理由に、教師にナイフで手首を切られました。切られた右手首から大量に出血し、小学生は悲鳴を上げながら泣いています。
中国の学校では、教師の暴力的な体罰で生徒が傷つけられる事件が度々発生しています。
今年6月、山東省棗庄市(そうそう-し)のある小学校では、体育教師がほうきで生徒を殴り、複数の生徒に怪我を負わせました。
ネットユーザーらも、同じく教師から体罰や虐待を受けたことがあると投稿しています。
浙江省龍泉市教育局は9日、問題の教師はすでに停職処分とし、調査を受けていると発表しました。