フィリピン警察当局が中国人容疑者4人を射殺=麻薬密売

麻薬犯罪者への厳しい取り締まりで知られるフィリピン警察当局は最近の捜査で、4人の中国人密売人を射殺しました。9月8日、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、事件について遺憾の意を表明しました。

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フィリピンの日刊紙「デイリー・インクワイアラー」の報道によると、9月7日、フィリピン麻薬取締局、警察および関税庁による共同麻薬取締り捜査中に、中国人容疑者4人を射殺しました。死亡した中国人の出身地は、3名が福建省、1名がマレーシアでした。

警察当局は、4人の容疑者からピストル4丁と580キログラムの麻薬、約7,900万米ドル(約87億円)相当の違法薬物を押収しました。フィリピン警察は他にも、この事件に関係している中国人容疑者3人を逮捕し、1000万ドル相当の違法薬品を押収しました。

フィリピンのドゥテルテ大統領はテレビ番組で、「これらの命が失われたことを残念に思う。私たちはこれらの人たちを撃ちたくはなかった。しかし、これらの人々の出身国には、私たちの法律に従わなければならないことを理解してもらいたい」と述べました。

また自国民に対しては、「フィリピン人には、海外で麻薬犯罪に関わった場合、たとえ死刑になっても私は介入しないと言いたい」と述べました。

 
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