最近、米国のネット上では偽の中共ウイルスのワクチン接種証明書が数多く出回っています。値段は1枚につき数百ドル(数万円)まで高騰しています。
米国税関・国境警備局(CBP)の関係者は、中国から送られてきた数千個の小包を押収しました。荷物の中身は偽造ワクチン接種証明カードが入っていましたが、数が多すぎるため、追跡調査できないものもあるとのことです。同関係者によると、押収した小包はすべて中国の深センから送られてきたものだといいます。
今年の3月、FBIはワクチン接種証明書を偽造、販売、または購入することは違法であると警告していました。世界最大級のオークションサイト「eBay(イーベイ)」を利用して偽の予防接種カードを販売したとして、シカゴの薬剤師が逮捕されています。
また、インスタントメッセージアプリ「テレグラム」(Telegram)はユーザーの投稿内容に対し、ほとんど検閲をしないため、偽造ワクチン接種証明カードの主要な取引チャネルになっています。サイバーセキュリティ企業「チェック・ポイント」(CheckPoint)の研究者は、約1万人のテレグラムユーザーが偽造「ワクチン接種証明カード」を販売していると指摘しました。