アンソニー・ファウチ博士は12歳以下の子供たちを対象とした中共ウイルスワクチンを米国食品医薬品局(FDA)がこの秋に承認すると予想しています。ファウチ博士は9月第3週末にこの予測を語りましたが、この年齢の子供たちにワクチンが必要なのかどうかについては異論があります。報道をご覧ください。
アンソニー・ファウチ博士が米ABC放送に語ったところによると、FDAはこの秋、5歳から11歳までの子供たちを対象とする新型コロナワクチンを承認する見込みだと予想しています。
米国立アレルギー・感染症研究所所長 アンソニー・ファウチ博士
「この秋には間違いなく承認が下りるでしょう。ワクチン接種が実際にいつ始まるかについては、ファイザー、モデルナ及びその他のワクチンでおそらく2週間から数週間ほどの幅で若干前後するでしょう」
ファウチ博士は、そのときまでにFDAがファイザー製ワクチンの子供たちへの影響について十分なデータをそろえるはずだと述べています。最終的には、FDAが5歳から11歳までの子供たちを対象としたワクチン接種が可能かどうかを決定することになります。
ファイザー社によると、この年齢層におけるフェーズ2の治験の結果、「良好な安全性プロフィールと十分な中和抗体反応」が確認されたとしています。
ファイザー社は、この年齢層では、12歳以上向け投与量の3分の1にあたる10マイクログラムを使用したとしています。
しかし、この年齢の子供たちへの新型コロナワクチンの接種については、全ての人が同意しているわけではありません。
テキサス州内科医 ピーター・マッカロー氏
「私の考えでは、治験中のワクチンと若年層におけるリスクを見る限り、30歳以下の人は新型コロナワクチンを受けるべきではないと思います」
ピーター・マッカロー博士は、米国内科学会の認定を受けた内科医であり、心臓専門医で疫学者でもあります。また、2つの医学専門誌の編集長も務めています。
NTD 報道部記者
「自分の子供たちに、新型コロナワクチンを接種させることを検討する場合、親たちは何を知っておくべきでしょうか?」
テキサス州内科医 ピーター・マッカロー氏
「親たちは、その年齢層で緊急使用許可(EUA)が与えられた唯一のワクチンであるファイザー製ワクチンによる心筋炎のリスクを認識すべきです。モデルナ製ワクチンも間もなく承認されるでしょう。ジョンソン&ジョンソンについてはよく分かりません。しかし、心筋炎を発症して入院が必要になる可能性は、新型コロナウイルス感染症を発症して入院する可能性よりも高いということを親たちは知っておくべきです。新型コロナウイルスに罹患しても、若年層であれば、吸入器、プレドニゾロン経口薬、アスピリン、ドキシサイクリン、アジスロマイシン等を組み合わせた一連の薬剤を使用することで簡単に治療できます。心筋炎は簡単には治りません。命に関わることもあります」
最近発表された研究論文によると、健康な少年にとってワクチンに関連する心筋炎で入院する確率は、新型コロナウイルス感染で入院する確率よりかなり高いことが示されています。
この論文はまだ査読を受けていません。いずれにしても、米国疾病予防管理センター(CDC)は、ワクチンは安全で効果的であり、12歳以上の全ての人に接種を推奨しているとしています。