潜入取材のジャーナリストが接触したファイザー社の科学者は、ワクチンより自然免疫の方が優れている可能性が高いと述べています。
また、内部告発者が暴露したファイザー上層部のメールから、中絶された胎児の組織がワクチン開発に使われていることを一般に知られたくないという彼らの意図が明らかになりました。
ファイザー社に勤める生化学者 ニック・カール氏
「ワクチンの正体はというと、先に言った通り、細胞の外側にあるだけのタンパク質だ」
プロジェクト・ベリタスの覆面ジャーナリストは、ファイザー社の3人の科学者に接触しました。科学者たちは、同社がセミナーで義務付けていることに相反する情報、公の場で議論することを許されていない情報を提供しました。
ファイザー社の経験豊富な生化学者ニック・カール氏は、ファイザー製ワクチンに関する彼の見解を語っています。
ファイザー社に勤める生化学者 ニック・カール氏
「新型コロナに感染して自然免疫を持っている人は、おそらくウイルスに対してより良い抗体、いや、より多くの抗体を持っている。つまり、その時点であなたの抗体はおそらくワクチン接種より優れている」
カール氏はその理由として、ワクチンはウイルスの特定のパーツに対する一つの抗体にすぎないからだと言います。しかし、新型コロナに感染すると、その人の身体はウイルスの複数の部分に対して抗体を作り出すといいます。
シニア準研究員は、自然免疫はおそらくワクチンによる保護よりもはるかに長く効果が持続すると言います。
ファイザー社で主任研究員を務める クリス・クロス氏
「自然免疫反応があったので、あなたがより長期にわたって保護されることはほぼ間違いない」
さらに彼は、ファイザー社は基本的に新型コロナのお金で潤っているので、大手製薬企業をスキャンダルに巻き込むようなことについて彼らは何も話すつもりがないと述べました。
別の科学者も同じことを言っています。
ファイザー社に勤めるサイエンティスト ラーフル・カーンドケ氏
「私たちは、新型コロナに感染するより、ワクチンの方が安全であると吹き込まれ、そう教えられているようなものだ。このことについて話すことはできないことになっている…人前で話してはならないのだ」
さらに、プロジェクト・ベリタスは、ファイザーに10年間勤め、現在は内部告発者であるメリサ・ストリクラー氏にインタビューし、ファイザー社幹部からのメールを公開しました。
ストリクラー氏は、ファイザー社のワールドワイドリサーチ部門のシニアディレクターであるベネッサ・ゲルマン氏からのメールを公開しています。ヒト胎児組織の使用とワクチンテストに関するメールです。
元ファイザー社員のメリサ・ストリクラー氏(メールを読む)
「企業のビジネスの観点から。胎児の細胞株に関する情報が世間に出回ることは避けるべきだ」
「現時点でこの情報が伝わることのリスクは、私たちが見込む潜在的な利益を上回ると思われる。特に一般大衆がこの情報を取得し、私たちにとって望ましくない形で利用する可能性がある」
「ここ数週間、この問題について政治家やメディアからの問い合わせはなかったので、できればこの問題が取り沙汰されることは避けたい」
ストリクラー氏は、この内部告発に対してファイザー社が彼女にどう対処するか、何を言ってくるか、多少は心配だと述べています。しかし、生計や場合によっては法廷闘争のリスクを相殺するため、同氏はクラウドファンディング「GiveSendGo(ギブセンドゴー)」のアカウントを開設し、既に145,000ドル(約1600万円)の寄付を集めています。
NTDはファイザー社にコメントを求めましたが、返答は得られていません。