河北省石家莊市で大型バスが川に落下 14人死亡

10月11日、河北省石家荘市で大型バスが川に落下する事故が発生しました。中国メディアは12日、バスに乗っていた51人のうち14人が死亡したと報じました。報道によると、上流の貯水池が当時、放水を行っていたといいます。

事故の目撃者
「バスに乗っていた全員、見えるか?全員(水の中に)落ちた」

現地時間11日午前7時頃、石家荘市平山県にある「敬業集団」の通勤バスが、滹沱河(こだが)の王母橋を渡っていたときに落下しました。バスには51人が乗っていました。

12日、行方不明になっていた最後の一人が引き揚げられました。当局によると、37人が救出され、 14人が死亡しました。 事故の原因は調査中とのことです。

中国メディアが11日に報じたところによると、平山県水利局は、事故当時、上流にある貯水池で放水が行われていたことを認めました。

滹沱河の上流にある唯一の貯水池は「崗南貯水池」で、事故当時、通勤バスが橋を渡っていた時、水位はすでに橋の路面を超えていました。なお、当時、交通規制は行われていなかったといいます。

 
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