米小売大手のウォルマートは、グローバルサプライヤー・イネーブルメントを中国からインドに移すと発表しました。
ウォルマートは10月9日、グローバルサプライヤーイネーブルメントを、中国からインドに移転すると発表し、当日より有効とのことです。
ウォルマートは、すでに移転プロセスを開始しており、インドで100億ドル(1兆1000億円)以上のインド製品を調達することを約束しています。
中国メディアによると、1996年に中国市場に参入したウォルマートは、近年、中国事業の成長が芳しくなく、2016年から2020年の間に中国国内で80店舗を閉鎖しています。また、その他の店舗の売上も減少しており、今年に入ってからは、ウォルマートが中国事業を売却するという噂が何度も流れていました。