中共当局はインターネット業界を厳しく取り締まっており、動画投稿アプリTikTokを運営するバイトダンス(ByteDance)も当局の締め付けから逃れられないようです。
10月21日、中国のネット上ではバイトダンスが70%の人員削減を行うとの情報が伝わりました。その後、バイトダンスはこの事実を認めました。これにより、約10万人の従業員を擁するバイトダンス社で、7万人近くが失業することになります。
先日、バイトダンスの従業員がネット上で、「温州の人員削減はすでに終わった」「主要な直営センターとコールサポートセンターで30%から70%削減する」と明かしました。
バイトダンス社の温州直営センターは、かつて最も収益性の高い部門の1つでした。今回解雇された従業員は、2日以内に退社手続きを完了するよう要求されています。
ブルームバーグによると、バイトダンス社の最大出資者の一つである米投資会社サスケハナ・インターナショナル・グループ(Susquehanna International Group)は、同社が保有するバイトダンス株約5億ドル(約570億円)相当の売却を検討しています。