米日用品メーカー ティッシュペーパーなど紙製品の値上げを発表

ティッシュペーパーなど、紙ベースの日用品を製造するキンバリー・クラーク社は、最近の深刻なインフレを受けて、トイレットペーパー、ペーパータオル、紙おむつの価格を再び引き上げると発表しました。

米国のトイレットペーパーメーカーであるキンバリー・クラーク社は、10月25日、深刻なインフレとサプライチェーンの混乱により、6月に値上げした一部の製品について、利益確保のため再度値上げすると発表しました。

CEOのマイケル・シュー(Michael Hsu)氏は、プレスリリースの中で、「これらの問題により、予想以上のコストが発生した。 対応策として、価格の引き上げやコスト管理の改善など、さらなる対策を講じているが、一連の問題が短期間に解決されないことは明らかだ」と述べています。

キンバリー・クラーク社は、6月にトイレットペーパーを含むほとんどの日用品の価格を引き上げました。

一方、キンバリー・クラーク社のライバルであるP&Gも、コモディティー価格や運賃の上昇に対応するため、米国内の男性用化粧品やオーラルケア製品、スキンケア製品の一部を値上げすると発表しています。

 
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