「現代の奴隷制」NBAスター選手がNIKEを非難

NBAのスター選手、エネス・カンター氏が今度は、米スポーツ用品大手のナイキに矛先を向けました。ナイキに対し、中国での人権侵害について声を上げるよう求めています。

NBAボストン・セルティックス エネス・カンター選手
「ナイキは米国では、不正行為に対して声高に主張する。しかし中国のこととなると、ナイキは沈黙を守るのだ」

プロバスケットボール(NBA)「ボストン・セルティックス」のエネス・カンター選手が改めて、中共の人権侵害を批判しています。

カンター選手は、ナイキが靴の製造にウイグル人奴隷労働を利用していると、ツイッターで非難しました。

25日に行われたシャーロット・ホーネッツとの試合では、「Modern Day Slavery(現代の奴隷制度)」「No More Excuses(もう言い訳はたくさん)」を意味する文言が書かれた特別デザインのシューズを着用し、シャーロット・ホーネッツを下しました。

米国政府は、中共当局が新疆ウイグル自治区において、ウイグル人に対して大規模収容や奴隷労働、強制不妊手術などのジェノサイドを行っていると明言しています。

ナイキは以前、新疆からは製品を調達していないと主張していました。しかし、カンター選手は動画の中で、ナイキはそれを証明する領収書を持っていないとして、意義を唱えています。

NTDはナイキにコメントを求めています。

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