CNNの数か月にわたる調査で、使用済みの使い捨て手袋数千万枚がタイから米国に流入していることが明らかになりました。しかし、これは氷山の一角に過ぎないと指摘しています。米国とタイ当局は、この問題を刑事事件として捜査を行っています。
これらの使い捨て手袋は、使用済みのものを洗浄、リサイクルしたもので、血痕が付着していたり、２年前の日付が記されているものもありました。
2021年２月と３月、米国のある企業がタイのサプライヤーからの製品を受け取ったところ、すべて使用済みの汚れた医療用手袋であることが判明したため、米国税関・国境警備局（CBP）と米国食品医薬品局（FDA）に報告しました。しかし、このタイ企業はその後も、数千万枚の使用済み手袋を米国に出荷しています。
タイの規制当局によると、最近の数か月間で10回の抜き打ち検査を実施し、基準に満たない手袋を押収したとのことです。悪徳業者はこのような手袋を包装し、世界中に販売していたことがわかりました。また、摘発された後も別の倉庫に移転し、営業を再開している悪質な業者もいると指摘していす。
中共ウイルスの大流行により、使い捨て手袋の需要が爆発的に増え、悪徳業者はこれを利用して暴利を貪っています。
業界の専門家は、不潔で粗悪な医療用品が大量に米国に流入しており、現在これらは地球上で最も危険な商品になっていると指摘しています。
