米ミシガン州のあるタウンシップ(行政区)の学校では、教職員たちがコロナワクチンのブースターショット(追加接種)の副反応に苦しんでいます。そのため、11月8日は休校となりました。米国では現在、教職員だけでなく、生徒たちもワクチン接種を受けていますが、ある研究論文では、ワクチン接種の必要はないかもしれないと指摘しています。
多くの人は、ワクチン接種者がウイルスを拡散することはないと信じています。これが主な理由の一つとなって、彼らは子供たちへのワクチン接種を進めようとしています。子供たちは通常中共ウイルスに感染しても重症化しないにもかかわらずです。
ところが医学雑誌「ランセット(The Lancet)」で公表された研究論文によると、現在の感染拡大はワクチン接種済みの人々の間で起きていることが判明しました。
疫学者 ピーター・マッカロー氏
「デルタ株に関しては、ワクチン接種済みの人たちも、非接種者と全く同程度の非常に高いウイルス量を示している」
疫学者のピーター・マッカロー氏は、ワクチンを接種した人もウイルスを保有し拡散するので、ワクチン義務化はあまり意味がないと述べています。
ポール・アレクサンダー博士はWHO(世界保健機関)の元疫学者ですが、ワクチンはパンデミックを長引かせる可能性があると指摘しています。
元WHO疫学者 ポール・アレクサンダー博士
「あなたはワクチンを接種し、自分は大丈夫だと思って地域社会を駆け回っている。だがあなたは自分が大量のウイルスに感染していることを理解していない。そして、症状が軽いので、自分が病気であることが分からないのだ。これはワクチン接種者のパンデミックだ。ワクチンを接種した人たちはより多くのリスクを抱えているのだ」
2人の医師は、口をそろえて、ワクチンはウイルスの拡散を防ぐことができないだけではなく、人々を守るという本来の役割すら果たしていないと言います。なぜなら、ワクチンは現在主流となっているデルタ株用に作られたものではないからです。
疫学者 ピーター・マッカロー氏
「イスラエルを見てください。イスラエルのワクチン接種は米国よりはるかに先行している。イスラエルでのデルタ株の曲線はワクチン接種前の曲線よりも大きく、病院で死亡している人たちの90%以上はワクチン接種を済ませている。ブースターショット(3回目の接種)を受けた人さえいる」
マッカロー氏は、全員にワクチンを接種させるより、中共ウイルスに感染した人を治療することに注力した方がいいと付け加えています。