YouTube 「低評価」数を非表示に

動画共有サイトYouTube(ユーチューブ)は10日、動画の「低評価」数を非表示にすると発表しました。動画クリエーターを悪意ある攻撃から守るためだとしています。

YouTubeは今年の前半、低評価数の非表示に関するテストを行いました。「低評価による嫌がらせ」の減少がみられたため、この措置を全面的に展開することに決めたとしています。今後、「いいね」の件数は引き続き表示されますが、「低評価」の件数は表示されなくなります。クリエーター側は、「YouTube Studio」の管理画面で低評価数を確認することができます。

一方、一部の評論家は、Youtubeが低評価数を非表示に変更するのは、バイデン政権を守るための措置だと考えています。バイデン政権が投稿した動画では、「低評価」の件数が「高評価」の件数をはるかに上回っています。

Youtubeは、政治的中立を主張していますが、今年4月、バイデン政権が投稿した動画の約250万件の低評価数を非表示にしました。

 
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