中国の一部の地域では、市民が防疫用とされる液体を飲むことを強制されています。当局者はパンデミックの感染対策の一環だと述べていますが、液体の中身については説明されません。
映像では、当局の職員が液体を持ち、住民の家を訪ねます。そして同行している別の職員が「これは本当に飲んだ証拠となる」と言い、液体を飲む様子を撮影しています。
市民は、このことに対して不満があるようです。
市民は、当局者らが自宅に来た際に撮影した映像をネット上で公開しました。彼は、「今まで健康だったのに、液体を飲んでから様々な問題が出てきた」と訴えています。
市民
「この薬は飲めない。毎日下痢、めまい、吐き気がして、食事もできない。昨日は夕食を食べなかった」
職員
「昨日の午後、あなたは薬を飲んでいませんよ」
市民
「飲みましたよ。昨日、映像を撮ったのはあなたですよね?」
市民
「庶民に漢方薬やら西洋薬やらを飲まむよう強要することがどうして許されるのか?私たちは病気ではない。西洋薬はみな、3割は毒成分だ」
そしてこの市民は、ワクチンの効果に疑問を投げかけました。
職員
「これも感染対策用です」
市民
「この液体薬でウイルスが治るのなら、何のためのワクチンなのか」
映像の最後でこの市民は、当局者自身が液体を飲むよう求め、その様子を撮影すると言いました。
市民
「あなたたちは庶民のためにやっているのか?それとも自分たちのためか?毎日、携帯電話を持ってやってきて、私たちが液体を飲むのを監視している」
職員
「自分たちでも飲みます。人のためにならないならどうして・・・」
市民
「じゃあ、私が携帯電話で撮影するから、飲んでみて」
中共当局者がこのようなことをするのは初めてではありません。昨年のパンデミックのピーク時にも、中国各地で同様のケースに関する報告が相次ぎました。