中国湖北省出身の易劉飛さんは、中共ウイルスの流行状況に関する動画をWeChat(ウィーチャット)のグループに投稿し、自身の考えを述べたところ、中共当局から脅迫を受けました。
易劉飛さんは、湖北省出身の元企業家で、現在はロサンゼルスに住んでいます。中共ウイルスの発生初期、広東省で会社を経営していた易さんは、旧暦新年を迎えて、武漢市近くの実家に帰省していました。 当時、ウイルスの爆心地である湖北省から人々が逃げ出すのを防ぐために、当局は湖北省と湖南省の境界線を木の板や箱、鉄の板などで封鎖していたといいます。
易さんはその様子を撮影した動画をソーシャルメディアに投稿し、中共ウイルスに対する自身の見解を述べました。
湖北省出身の元企業家 易劉飛氏
「このウイルスには『党性』があり、党の指示通りに動く。タイミングよく人口の多い地域、つまり武漢に現れたのは、決して偶然ではないはずです。武漢は、九つの省を結ぶ交通の要所で、全国各地につながっており、ウイルスが拡散しやすい地理になっている。当時はちょうど旧暦新年前で、人口の移動も多い時期だった。だから、ウイルスが出現したときから、私はこれは単純な問題ではないと思っていた」
動画の投稿からまもなくして、国家安全部から「デマを広めている」と脅迫電話がかかってきました。
易さんは、中共による極端なロックダウン政策は人々の生命を無視する、極めて無責任な方法だと考えています。
湖北省出身の元企業家 易劉飛氏
「隣の市では、両親が当局に連れて行かれて隔離されたため、子供が餓死してしまうという惨事があった。非常に悲劇的なことで、当時の湖北省の人々は本当に悲惨だった」
現在米国で活動している易さんは、今年7月1日、ロサンゼルスの中共領事館前で行われた抗議活動に参加しました。しかし、その後まもなくして、中国にいる父親が警察から「息子の海外での反共活動をやめさせろ」と脅迫されました。
易さんはこれらをことを恐れていないだけでなく、大紀元の共産党脱退サイトで、小学生の時に加入した「中国共産党少年先鋒隊」からの脱退を表明しました。また、ますます多くの中国人が目覚め、中共を恐れなくなるだろうと述べています。