米国では、NBAのスター選手が再び声を上げています。
ボストン・セルティックスのエネス・カンター選手は、再度中共の人権問題を非難しました。今回は、臓器を調達するために良心の囚人が殺害されていることを指摘しました。
カンター選手はツイッターで、次のように投稿しています。「臓器のために殺人をするのはやめてください。これは人道に対する犯罪です」
カンター選手は臓器狩りの対象となっているチベット人、ウイグル人、キリスト教徒、法輪功学習者について言及しました。
カンター選手は特注のスニーカーの画像も投稿しています。スニーカーの片側には、「中国での臓器狩りをやめろ」と書かれています。
カンター選手はここ数週間、中共のチベット人やウイグル人に対する扱いについて何度も訴えており、中共のトップである習近平総書記を「残忍な独裁者」と呼んでいます。
カンター選手は10月21日、Twitterでチベットでの人権侵害を非難する2分間の動画を公開しました。早速、テンセントがボストン・セルティックスのシーズン開幕戦のインターネット動画の配信を中止しました。
カンター選手は中共による人権侵害を非難したことで、中共からの報復に加え、NBAからも圧力を受けています。今シーズンは、プレー時間が大幅に減少し、セルティックスの最初の14試合のうち3試合しか出場しておらず、1試合あたりのコートタイムもキャリア最低の6分となっています。
カンター選手は他にも、「自由(Freedom)」や「北京オリンピック反対(No Beijing 2022)」などのメッセージが書かれたスニーカーを履いて試合に臨み、来たる北京オリンピックに反対の意を表明しています。
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