年間10万人超 米国で薬物による死者急増

米国では、薬物による死者数が急増しています。

11月17日、米国疾病予防管理センター(CDC)は、薬物の過剰摂取による死者数が、今年4月までの1年間で初めて10万人を超えたと発表しました。

CDCによると、薬物関連の死者数は、2020年4月までの1年間で78,056人、その後の1年間は100,306人となり、前年と比べて29%の増加となりました。

これらの薬物関連死亡のうち、75%以上は麻薬性鎮痛薬であるオピオイド系薬物によるもので、特に鎮痛・疼痛緩和の作用を持つフェンタニルが主な原因となっています。

メディアの報道によると、これらの合成オピオイドは製造コストが安く、フェンタニルのほとんどは中国で製造され、メキシコ経由で米国に密輸されています。

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