12月8日、米国最大の会員制倉庫型ストア「コストコ」の中国2号店が、江蘇省蘇州にオープンしました。当局による反米プロパガンダが続いているにもかかわらず、開店初日には客が殺到し、長蛇の列によって店舗周辺の交通が一時麻痺することもあり、地方政府が救急車を出して待機させていたといいます。
コストコ(Costco)の中国1号店は2019年8月に上海でオープンしましたが、開店から半日で完売するほどの活況ぶりでした。 コストコの蘇州店も、上海に劣らず大盛況でした。
蘇州店の開店初日、午前3時にはすでに店の外に長蛇の列ができていました。 店の外では救急車が待機していただけでなく、人が殺到した場合に備えて店内にも警備員が配置され、秩序を保っていました。
コストコの盛況ぶりは、ネットユーザーの間でも議論を巻き起こしました。 あるネットユーザーは、コストコの外で長蛇の列ができている写真を投稿し、「予約した人でも入れない、ドローンまで出動。黒山のような人だかりだ」とコメントしました。
ほかにも、「お約束の反米はどこへ?」「 民衆はあちら側のほうが信頼できることを知っている」「反米は仕事、渡米は夢、みんな米国製品が大好き。みんなで一緒に行こう!」「クレイジーだ」などと盛り上がっています。