米政府は、中国(共)による米政府関係者4人を対象にした、最近の制裁措置には動じないと表明しました。
アントニー・ブリンケン米国務長官は1月10日に発表した声明の中で、米国は制裁を受けた政府関係者と連帯していると述べています。そして、米国は世界中の人権を守るために、今後もあらゆる外交的・経済的手段を駆使し続けると示しました。
この声明は、中共政権が米政府関係者4人に制裁を科したことを受けて発表されたものです。4人は全員、米国際宗教自由委員会(USCIRF)のメンバーです。この組織は米連邦政府の一部門であり、世界中の宗教や信仰の権利侵害を監視しています。また、米大統領に対し、政策提言も行っています。
中国(共)の反外国制裁法に基づく罰則として、4人の政府関係者は中国への入国が禁止されています。
中共当局のこの動きは、新疆ウイグル自治区におけるウイグル人への弾圧を巡り米国が中共当局者2人に対し制裁を科したことを受けたものです。